Stylized Cloud Profile
を作成して,雲の形や高さ,ライティングパラメータを定義し、Stylized Cloud Renderer の Layers に設定することで雲を切り替えることができます。
Stylized Cloud Profile の作成
新規の Stylized Cloud Profile
を作成するにはメインメニューまたは プロジェクトビュー のコンテキストメニューから Assets->Create->Mewlist->MassiveClouds->Stylized Cloud Profile
を選択します。
Volume Texture Parameters
Volume Texture
- 雲の形を決める 3DTexture データを指定します。各種ノイズテクスチャや形状テクスチャが Texture フォルダに用意されています。
Tiling
- 3DTexture のタイリングを調整します。X: 水平方向 Y:垂直方向 のタイリング値となります。
Renderer
- Surface
- 不透明オブジェクトのようなライティング
- Lucid
- 透明感のある雲に適しているが,ライティングの方向感に乏しい
- Solid
- ハイライトが強調され方向感のあるライティング
- Authentic
- リアルなライティングと少ないノイズ。カメラが雲の中に突入したときもディテールを損ねずに描画できます
- Surface
Shape Parameters
Horizontal
- 水平方向に雲を描画します。より遠景の雲を表現できます。
Relative Height
- 雲の描画位置を調整します。Horizontal にチェックが入っている場合,カメラからの相対的な高さの位置に雲を描画します。カメラの高さが変* わっても雲との距離が変わらなくなります。
Softness Top / Softness Bottom
- 上面,下面の柔らかさを調整します。この値を大きく設定すると Horizontal モード時の雲の境界となる面が柔らかくなります。
Figure
- 上面,下面の削れ具合を調整します。値を大きくすると雲頂を強調できます。
Height
- 雲の下面 / 上面の高さを指定します。
Thickness
- 雲の奥行きを指定します。
From Distance
- 雲の描画を開始するカメラからの距離を指定します。
Max Distance
- 雲が描画される最大距離を指定します。
Octave
- 雲のディテールを調整します。この値を大きく設定すると,より詳細に雲が描画されます。
Detail Distance
- 近景の雲にディテールを足す距離を指定します。
Sculpture
- 雲の彫りの深さを調整します。
Density
- 雲の密度を調整します。この値を大きく設定すると,空全体を覆い尽くすように変化します。
Scale
- ボリュームテクスチャのスケールを調整します。
Softness
- 雲の滑らかさを調整します。この値を大きく設定すると,雲と空の境界が柔らかくなります。
Raymarching Parameters
Iteration
- レイマーチングのループ回数を指定します。値が大きいほど精細な描画ができるようになりますが,GPU負荷が高くなります。モバイル環境など GPU の性能が低い環境では低い値を設定することを推奨します。
- ※ Authentic レンダラでは使用しません。
Dissolve
- 背景色の強さを調整します。この値を大きく設定すると背景と雲の色がなじみます。
Far Dissolve
- 遠くの雲を背景色となじませます。
Fade
- 遠景の雲を調整します。この値を大きく設定すると 遠景の雲を空になじませます。
Optimize
- 値が大きいほどカメラとの距離に応じて描画処理を軽減させます。
Animation Parameters
Scroll Velocity
- スクロールアニメーションの各軸の速度を指定します。
Phase
- Octave 成分のスクロール速度をずらすことができます。雲が湧いたり消えたりする効果が得られます。
Lighting Parameters
Lighting
- Directional Light の影響度を指定します。 この値を大きく設定すると強くライトの影響を受けます。
Direct Light
- 雲のライトを受ける面の光を強調します
Ambient
- アンビエントライトの影響をどのくらい受けるか調整します
Lighting Quality
- RenderMode が Lucid, Solid のときは効果がありません。
- ライティング計算の品質を調整します。この値を大きくすると GPU 負荷が急激に増加するため,なるべく小さな値に設定することをおすすめします。
Light Scattering
- 擬似的な内部散乱光の強さを設定します。
Light Smoothness
- 陰の強さを調整します。この値を大きく設定すると雲の陰がなめらかになります。
- ※ Authentic レンダラでは使用しません。
Shading
- 影の強さを調整します。 この値を大きくすると,より広い範囲に影が現れます。
Global Lighting Parameters
Global Lighting
- ディレクショナルライトの方向の雲を明るくします(暗くします)
Global Lighting Range
- 太陽の位置からのグローバルライトの範囲。
Edge Lighting
- ディレクショナルライト方向の雲のエッジを明るくします。
Ramp Parameters
Ramp
- Ramp テクスチャを利用した描画を行います。トゥーンシェーディングのような効果を設定したり,エフェクトを作成する場合に有用です。
Ramp Texture
- X 軸方向に Ramp 情報が指定された 2D テクスチャを指定します。(テクスチャのタイリングモードは通常 Clamp に指定します)
Ramp Scale
- Ramp Texture のスケールを調整します。
Ramp Offset
- Ramp Texture の適用位置を調整します。
Ramp Strength
- Ramp 描画の適用量を調整します。
Shadow Parameters
Shadow
- 影を描画する場合はチェックしてください
Shadow Softness
- 影のエッジの柔らかさを調整します.
Shadow Quality
- 影を検出するためのレイキャストの品質を調整します。大きい値ほど正確に影を検出できますが,GPUコストが上がります。
Shadow Strength
- 影の強度を調整します。大きいと濃くなります。
Shadow Threshold
- 影を落とす画面の輝度のしきい値を調整します。
Volumetric Shadow Parameters
Volumetric Shadow
- ボリューム影を描画する場合はチェックしてください
Volumetric Shadow Density
- 影の濃さ調整します.
Volumetric Shadow Strength
- 光の散乱度合いを調整します。 大きくすることでゴッドレイが出やすくなります。
Post Process Parameters
Brightness
- 雲全体の明るさを調整します。
Contrast
- 雲全体のコントラストを調整します。
Transparency
- 透明度を調整します。